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イベント情報
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開催⽇時:11月23日(土)13:30-14:30
UPDATE: 10.23

第7回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」授賞式 -コンクールの審査員が語る「訳すということ」-

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申込不要

課題作の著者お二人もお祝いに!

K-BOOK振興会と韓国文学翻訳院が主催している「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」の第7回(2024年)の授賞式を開催します。
総応募数155名の中から最優秀賞に選ばれた金子博昭さんは、コンクール始まって以来初の課題作2作品ダブル受賞となりました。
それを祝い、今年は課題作の著者であるチョン・サングク作家とソン・ジヒョン作家も来日してくださり、審査員ともども授賞式を執り行います。

さらにさらに授賞式後に、審査員の小説家・星野智幸さん、翻訳家のオ・ヨンアさん、古川綾子さんによるミニトークイベントも開催。
「訳す」ということについてお話いただきます。

イベント参加⽅法

着席観覧は50席のため、当日開始15分前に指定の場所に先着順でお並びいただきます。

出演

スピーカー オ・ヨンア(呉永雅)
在日コリアン三世。慶應義塾大学、延世大学国際大学院、梨花女子大通訳翻訳大学院卒、同大学院博士課程修了。2007年韓国文学翻訳新人賞受賞。2023年チョ・へジン『かけがえのない心』で韓国文学翻訳翻訳大賞受賞。
梨花女子大通訳翻訳大学院、韓国文学翻訳院講師。訳書にファン・ジョンウン『百の影』、パク・サンヨン『大都会の愛し方』、シム・チェギョン『天文学者は星を観ない』(すべて亜紀書房)、ファン・ジョンウン『続けてみます』、チェ・ジウン『ママにはならないことにしました』(共に晶文社)、イム・ソヨン『神秘的じゃない女たち』、ク・ジョンイン『秘密を語る時間』(柏書房)、キム・ソヨン『子どもという世界』(かんき出版)、ハ・テワン『すべての瞬間が君だった』(マガジンハウス)、キム・ヨンス『世界の果て、彼女』(クオン)ほか。
スピーカー 古川綾子(ふるかわ あやこ)
神田外語大学韓国語学科卒業。延世大学教育大学院韓国語教育科修了。神田外語大学講師。NHKラジオステップアップハングル講座2021年7-9月期『K文学の散歩道』講師を務める。
主な訳書にハン・ガン『そっと 静かに』(クオン)、キム・エラン『外は夏』、キム・ヘジン『娘について』、チェ・ウニョン『わたしに無害なひと』(いずれも亜紀書房)、チョ・ナムジュ『ソヨンドン物語』(筑摩書房)、イム・ソルア『最善の人生』(光文社)、チョン・ハナ『親密な異邦人』(講談社)など。ユン・テホ『未生 ミセン』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
スピーカー 星野智幸(ほしの ともゆき)
1965年米国ロサンゼルス生まれ。2年半の新聞記者勤めを経て、2年のメキシコ留学。1997年『最後の吐息』で文藝賞を受賞してデビュー。
2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、2011年『俺俺』で大江健三郎賞、2014年『夜は終わらない』で読売文学賞、2018年『焰』で谷崎潤一郎賞を受賞。他に『呪文』『だまされ屋さん』『植物忌』など。

2000年の「日韓文学シンポジウムin青森」で、初めて韓国の作家たちと交流。以後、2003年の日韓文学シンポジウムin原州、2008年にソウルで開かれた「日中韓東アジア文学フォーラム」、2010年に北九州で開かれた2回目の「日中韓東アジア文学フォーラム」などで、韓国の作家たちと交流を続けている。2012年には、ソウルに3ヶ月滞在、ホームレスサッカーの日韓戦にも関わった。

イベント⼀覧

共 催:⼀般社団法⼈ K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実⾏委員会
後援:(一財)⽇本児童教育振興財団、
韓国⽂学翻訳院、アモーレパシフィック財団、
李熙健韓日交流財団、(公財)一ツ橋綜合財団、
(一財)SUN教育支援機構、
永田金司税理士事務所、株式会社クオン